岐阜県 瑞穂市 矯正歯科 歯並び かみ合わせ 歯列矯正 顎変形症 唇顎口蓋裂 育成医療 障害者自立支援
岐阜県瑞穂市にある歯科総合病院(朝日大学病院)矯正歯科のページです。
科長:北井 則行  初診は随時、下記電話番号にて受け付けています。
TEL: 058−329−1120
(受付時間 通常受付 月〜金9:00-16:00 土9:00-12:00)
       
朝日大学歯学部附属病院 矯正歯科

 成人で、上あごと下あごの大きさ・位置の不調和が著しく、矯正歯科治療だけでは、かみ合わせの改善が望めないときに、外科的手術を併用した矯正治療が必要となる場合があります。この場合の矯正治療の費用に関しては、保険が適用されます。
 その場合、手術前に、永久歯1本1本に装置(エッジワイズ装置)を装着して、手術後に予想されるかみ合わせを調整しておく必要があります(1〜3年)。また、手術後に、微調整のためにさらなる矯正治療が必要です(0.5〜1年)。きれいな歯ならびと良好なかみ合わせを獲得した後、歯を新しい位置にとどめてなじませるために、保定装置が必要です(1〜3年)。

 また、唇顎口蓋裂など厚生労働省の指定する疾患(他に、第一・第二鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、Crouzon症候群、Treacher-Collins症候群、Pierre Robin症候群、Down症候群、Russell-Silver症候群、Turner症候群、Beckwith-Wiedemann症候群、尖頭合指症、ロンベルグ症候群、先天性ミオパチー、顔面半側肥大症、エリス・ヴァン・クレベルド症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経線維腫症、基底細胞母斑症候群、ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダーウィリー症候群、顔面裂)に起因する咬合異常(かみ合わせの異常)についても、保険が適用されます。

 これらの咬合異常の矯正歯科治療は、症状によって処置方法が異なりますが、いずれも、成長・発育が旺盛な時期に治療を始めるのがよいと考えられています。唇顎口蓋裂に伴う咬合異常についての矯正歯科治療の手順を、以下に示します。

 
1. 乳歯列期の拡大治療 (3〜5歳)
  
(1)上顎歯列弓に対する側方あるいは前方拡大治療
  
(2)下顎に対する後方誘導または成長抑制

 
2. 混合歯列期の拡大治療 (6〜11歳)
  
(1)狭窄した上顎歯列弓の側方拡大と永久前歯の反対咬合に対する被蓋改善
    (混合歯列期前期 6〜10歳)
  
(2)顎裂部骨移植
  
(3)永久歯側方歯群に対する側方拡大 (混合歯列期後期 11歳)

 
3. マルチブラケット装置による個々の歯の不正に対する矯正歯科治療 (12歳以上)


 以上は、治療手順の例ですので、詳しくは、当科へ、ご相談ください。他病院で、外科的形成手術を受けられた患者様も、その病院と十分な連携をとって矯正歯科治療を行っています。
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