デスクトップPC アイデア小物3題



デスクトップPC内部照明器具


 デスクトップPC用のちょっとした小物を作りましたので、ご紹介します。

 最初は、デスクトップPC用の内部照明器具です。と言っても、白色の高輝度LEDを電源分岐コネクタに取り付けただけです。白色LEDの 順方向電圧は約3.6(V)ですので、100(Ω)の電流制限抵抗を介して5(V)に接続します。これで、電流は10数(mA)となります。電源分岐コネ クターに取り付けて、自由に取り外しができるところがミソです。



 ハードディスクを照らしたところです。MA / SL のジャンバーピンの切り替えなどの時に、見やすくなります。



 マザーボード上を照らしたところです。細かいところが良く見えるようになりました。






デスクトップPCにスピーカーを内蔵する


 次に、デスクトップPCの空きベイに、小型スピーカーを内蔵しました。PC用のスピーカーは多数販売されていますが、どれも外付けで大き く、置くのが邪魔になります。さらに、スピーカーに電源ケーブルを接続する必要がありますので(USBスピーカーを除く)、それもまた面倒です。

 そこで、デスクトップPCの空きベイに、スピーカーを内蔵することを考えました。PCのオーディオ出力を取ってきて、アンプで一段増幅するだけです。定 番のLM386を用いました。回路図は以下のようになります。

 元の音声出力(イヤホンで聞いてちょうど良い音量)をそのままLM386に入れたのでは過大入力になりますので、、R1とR2で分圧してから入力してい ます。ここをボリュームに変えれば音量調節ができますが、本機では固定抵抗としました。R3とC2はローパスフィルターです。不要な高域をカットして、 LM386を安定に動作させる効果があります。C4は電源のパスコン、C3は電源電圧の変動を緩和するコンデンサです。PC電源はノイズを多量に含んでい ますので、L1およびR5によるデカップリングを施します。C5とR4は発振防止、C6は直流カットのコンデンサです。電源は、5(V)でも12(V)で もほとんど同じ音量が得られましたので、5(V)を用いています。

 マザーボード上のオーディオコネクタはHD AUDIOとなっていますが、筐体側はAC'97 AUDIOですので、下記のように配線しました。

 回路図ではRのみの片チャンネルだけとなっていますが、L側にも同じ回路をもう1セット作って、ステレオにしてももちろん構いません。



 実際のPCの空きベイに組み込んだところです。スピーカーを設置し、その上に基板を取り付けています。



 PCの内部側から見たところです。前項の白色LEDで内部を照らしながら撮影しました。



 もう少し広角の写真です。右端は電源コネクタです。



 マザーボード上のHD オーディオコネクタ付近の拡大写真です。5ピンをフロントオーディオパネルの右チャンネルに、9ピンを左チャンネルに接続するとともに、5ピンからアンプ への信号を取っています。



 出来上がりの写真です。結構大きな音で鳴ります。ついでに、ベイの左端に5(V)の電源出力も付けておきました。ちょっとした実験で5 (V)が必要なときに便利です。





USBニッカド・ニッケル水素電池充電器


 USBの5(V)を用いて、ニッカドまたはニッケル水素電池2本を充電する装置を作りました。充電電流は100(mA)程度とし、抵抗値 は約20(Ω)に設定しました。39(Ω)1/4(W)型の抵抗2本を並列にしています(1/2W型抵抗では大きすぎて、USBコネクタのカバー内に入ら なかったため)。やや強引でしたが、LEDやショットキーダイオード(40V 1A物)も全て、USBコネクタカバー内に詰め込んでしまいました。



 充電しているところです。1800(mAh)の電池ですので、満充電まで、24時間以上かかるでしょう。 もちろん、オートカットではありませんので、満充電に達した頃を見計らってコネクタを手で抜くという、 超原始的方法で充電を終わってください。






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