1)一般目標: 歯性感染症に対する理解を深め,症例患者の消炎処置が実施できる.
2)行動目標:
1.歯性感染症の成因を述べることができる(想起)
2.歯性感染症における全身症状と局所症状を述べることができる(想起)
3.歯性感染症における炎症の波及について述べることができる(想起)
4.炎症の程度を知るための種々の検査法を述べることができる(想起)
5.抗生物質を列挙,分類し,それぞれの作用,副作用,適応,禁忌を
述べることができる(想起)
6.消炎剤を列挙,分類し,それぞれの作用,副作用,適応,禁忌を述
べることができる(想起)
7.消炎手術のための麻酔法を述べることができる(想起)
8.消炎手術の方法と適応,注意点を述べることができる(想起)
9.瘻の分類,成因,処置方法について述べることができる(想起)
10.歯性感染症に対する理学療法について述べることができる(想起)
11.歯性感染症患者の処置に必要な検査について述べることができる(想起)
12.膿瘍切開に必要な器具,器材が列挙できる(想起)
13.抗生物質の皮内反応テストを行い,結果を的確に判断できる(技能,解釈)
14.点滴セットが作成できる(技能)
15.静脈穿刺,抜針が実施できる(技能)
16.歯性感染症患者の処置に必要な検査が依頼できる(解釈,態度)
17.膿瘍切開に必要な器具,器材が準備できる(態度)
18.歯性感染症の原因歯を特定できる(問題解決)
19.膿瘍切開の必要性の有無が判断できる(問題解決)
20.膿瘍切開の必要性やその方法,予後などを患者に説明し,了解を
得ることができる(解釈,態度)
21.膿瘍切開のための局所麻酔が実施できる(技能)
22.膿瘍を穿刺し,膿を吸引することができる(技能)
23.膿瘍切開が実施できる(技能)
24.術後の注意点を説明できる(解釈,態度)
25.歯性感染症に対して適切な薬物が処方できる(解釈,態度)
26.膿瘍切開後の処置(ドレーン交換など)が実施できる(技能)
27.歯性感染症患者の状態を評価し,問題点を指導医に相談できる(態度)
28.歯性感染症患者の状態や処置内容をカルテに正確に記載できる(態度)
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