診療科長　飯沼 光生

近所の歯科医院では、“こどもがちゃんと治療を受けてくれないかもしれない”、“こどもを気軽に連れて行きにくい”、“こどもを専門の歯科に連れて行きたい”と悩んでみえる保護者の方はいらっしゃいませんか？また、お子さまが “重い全身疾患や心身の障がいをもつ”、“低年齢のため歯科治療をとても怖がる”などの事情を抱えていると、歯科診療を行なううえで特別な準備や配慮が必要です。

私たち、朝日大学小児歯科は、そんな子どもたち一人一人に“安全な環境下で最適な歯科治療を提供する”ことに、全力を尽くしております。具体的には、小児のための歯と口の治療と予防の全てを扱っています。つまり、子どもが健康な大人の歯、歯並び、咬み合わせになるように、歯と口の異常や病気を予防したり、早期に発見して治療し正常な発育過程をたどれるように誘導します。したがって、歯や口の病気がある子どもはもちもんですが、病気が無いうちから受診していただき、私たちスタッフが健康管理をしながら発育過程を見守り、手助けしていきます。

歯科治療は大人でも気持ちのいいものとは限りません。小児歯科医は、子どもの気持ちを子どもの立場に立って考え、痛みや不安を取り除くためにできる限りの努力をしています。しかし、小さすぎてこれらの努力が奏功しない場合もあり得ます。それでも、必要な治療は必ず行います。近所の歯科医院では手におえないと言われたら、また、そうでなくても、どうぞ遠慮なく、お気軽にご相談・ご来院下さい。

外来でできない場合は、朝来院してもらい全身麻酔で治療し、その日の午後に帰宅していただく日帰り全身麻酔も行っています。
また、お母様のお口の中の事で気になることがありましたら相談・治療に応じますのでお気軽にお声おかけください。