1980年:名古屋大学大学院理学研究科物理学専攻課程修了(理学博士)
1981年:岐阜歯科大学(現朝日大学)助手の後、
朝日大学・教養部講師、経営学部情報管理学科助教授を経て
1997年:同教授
1999年:経営学部情報管理学科長
2003年:経営学部長・経営学研究科長
2009年:副学長
研究:
主に自然科学の分野での情報処理を中心に研究を進めている。
特に、数値情報(データ)処理について、
時系列データやランダムデータのスペクトル分析等による解析手法、
線形・非線形最小二乗法によるモデルフィッティング等を中心に進めている。
データ解析については、特に自然科学に限らず一般的な数値情報の解析にも興味を持っている。
一方、情報処理技術一般についても興味を持っている。
現在、学部では「プログラミング入門・応用」でC言語による構造化プログラミングを中心に講義し、「プログラミング演習」でその演習をおこなっている。また、高等学校の教科(情報)の免許取得に必要な「情報科教育法T・U」も担当している。
大学院前期課程では情報処理特論T・Uを担当し、情報処理についての技術や手法、
その理論と実践についての講義をしている。
残念ながら、大学院修了の後、本学に着任したため企業歴はない。
所属学会:
日本物理学会、地球電磁気・地球惑星圏学会、情報処理学会、日本情報科教育学会
データ解析のために必要となる基礎的な数学・統計学は欠かせない。
さらに、自由に扱うことのできるプログラミング言語を最低ひとつは修得していることが望ましい。
・パソコンを利用した受付システムに関する研究
・消費者の購買行動に関する研究〜コンジョイント分析による最適な商品プランの立案〜
・共通接線決定問題についての研究
データ解析、特に時系列データやランダムデータを解析するためのシステム開発、
新たな解析手法の開発などが研究テーマになると予想される。
PC数台、データ解析用の各種パソコンソフト及びプログラム開発環境あり。
担当教員の主な研究分野は、太陽系物理学であり、特に宇宙線物理学を専攻している。
研究内容は、宇宙線強度データの解析が中心であり、
それらを通じて得られた様々な解析手法を、
より一般的な数値データの解析に適用させる試みをしている。
本研究科は、文系と理系の教授陣を擁しているが、理系の中でも特に理学系の教員である。