研究紹介


  本研究室では、それぞれが興味あるテーマについて特色ある研究を進めています。
  現在の研究内容について、5人のスタッフが紹介します。




教 授 江尻貞一 Sadakazu Ejiri


  私は大学院から現在に至るまで一貫して骨組織の形態学的研究に携わってまいりましたが、その内容は次の3つに大別できます。


【骨吸収機構に関する形態学的・細胞生物学的研究】
 

  電子顕微鏡や免疫組織化学的手法を用いて、破骨細胞の分化過程や骨吸収機能発現に関する微細形態学的研究、活性型ビタミンD3により誘導される細胞融合過 程における細胞生物学的研究などを行ってまいりました。

【骨組織動態に関する形態学的・形態計測学的研究】
 

  頭蓋骨や顎骨などの膜性骨化過程と初期石灰化に関する微細構造学的研究あるいは、BMP・PTH を用いた骨形成誘導現象における細胞分化過程に関する形態学的研究などを行ってきました。最近は、骨粗鬆症に関連した顎骨動態の変化、特にエストロゲン欠 乏やBisphosphonate投与による顎骨変化に関する組織学的・形態計測学的研究を行っております。

【硬組織の形態学的研究法の開発応用】
 

  骨組織の形態学的研究を行う為に、種々の研究法の開発応用を実践してまいりました。例えば、共焦点レーザー顕微鏡やμCTを用いた未脱灰骨組織の形態計測 学的手法の開発などです。
  本学におきましても、顎顔面歯周組織の疾患予防や再建・再生療法とも関連する骨組織の形態学的基礎研究や骨吸収機構に関する研究を行っていきたいと思って おります。







准教授 薗村貴弘 Takahiro Sonomura



准教授 佐藤和彦 Kazuhiko Satoh 

【齧歯類における咀嚼筋の機能形態学】

 かじることに特殊化した切歯と咀嚼筋群をもつ齧歯類(ネズミ、リス、ヤマアラシ類)は、全哺乳類の約3分の2の種数を占める大きなグ ループです。
 齧歯類は基本的に植物食性ですが、利用する部位は種によって異なり、また他の脊椎動物や昆虫をほとんど専門に食べるものも一部知られ ています。その一方で、齧歯類の進化においては、食性とは無関係に咬筋の構造や顎運動が多様化するという不思議な現象が認められています。

咀嚼筋にみられる食性適応や、咀嚼機構に関連する進化の意義について解明すべく、解剖学的観察と力学的解析の両面からアプローチを試みています。

※2007年に、佐藤講師が執筆に参加された「咀嚼の事典」が朝倉書店より出版されました。
2008年にも佐藤講師が執筆に参加された「日本の哺乳類学〈1〉小型哺乳類 」が東京大学出版会より出版されています。
全国の書店などで好評発売中です。
「咀嚼の事典」
「日本の哺乳類学〈1〉小型哺乳類 」

助教 渡邉竜太 Ryuta Watanabe

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助教 矢野航 Wataru Yano

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